へその掃除の正しい5つのケア方法
「おへそのゴマはとってはいけない、お腹が痛くなるぞ!」と、いつかどこかで聞いて、未だにおへそには触れないようにしているという人もいると聞きます。でも、ちょっと待った!それは間違ってはいないのですが、少し違っています。
おへそは内臓と薄い皮膚一枚で接しているために、あまり力を入れて手入れをしてしまうと腸を刺激して痛くなることがあるのです。
また薄い皮膚なので、擦りすぎて皮膚を傷つけると炎症を起こしやすい上、おへその中はその後のケアがしにくくジクジクして悪化しがちなので、そのように言われるようになったようです。
痛くならない、おへそ掃除の仕方をご紹介します!
おへそのゴマといわれる黒い塊は、実は身体の垢や埃の塊。その中には雑菌もかなり含まれていて不潔なので、おへそのゴマをとってみると結構臭い・・・という方もいますよね。
また放置しておくと大きな石のような状態になり、病院で摘出してもらわなければならなくなることもあるそうです。
水着を着たり、おへそを出す機会のある方はもちろんのこと、できることならおへそもきれいな方がいいという方に、お腹が痛くならない日常的にできるおへその掃除方法を覚えておきましょう。
おへその形も人それぞれですので、自分のライフスタイルに合った、さらにおへその形に合ったケア方法を見つけましょう。
ふやかしてから拭き取る
お風呂でバスタブにゆっくりつかって、おへその中までふやけた状態になると、こびりついた汚れが取れやすくなっていきます。
このときに柔らかいカーゼやタオルなどで、そっと拭い取るだけでも結構きれいになります。お風呂上がりに身体を拭く時に、これからはおへそにも気持ちを向けてみてはどうでしょうか。
また、石鹸で身体を洗う時におへそもぐるっとなぞるように洗うだけでもかなりきれいになります。ただしおへその底まで簡単に手が届かないという方は、他のケアと併用したいですね。
オイルを塗る
あまりバスタブにはつからず、普段はシャワー派という方はオイルを活用しておへその皮膚を痛めないように掃除しましょう。
「ベビーオイル」か食用の「オリーブオイル」があればそれをおへそにちょっとたらします。できればそのまま、ラップなどをおへそにかぶせて蓋をした状態で、数分から数時間置いておくとなお、取れやすくなります。お風呂のお湯でふやかすのと同じ原理ですね。
ガーゼや綿棒(できるだけ柔らかくて大きめのもの)の先にもオイルを少しつけて、それでおへその中をそっと拭い取ります。この時にマキロンなどの消毒液を用いて、よりさっぱり洗浄するのもたまには良いようです。
クリームを活用する
「オロナイン軟膏」やお化粧の「クレンジングクリーム」など、クリーム状のものをおへその中に塗って、やはり数時間(できれば一晩)置いてから、ガーゼやタオルでぬぐい取ります。
おへその皮膚をケアしながらお掃除できる方法です。同じ理由で、これはオイルに入るかもしれませんが「馬油」をつかうのも良いそうです。
普段お風呂上がりに身体につかっている乳液(ミルク)のようなものがあれば、それでも代用できます。いずれにしても、あまり洗浄力の強いもので強く擦らない、無理に一度に奥まできれいにしようとしないことが大切です。
おへそ掃除セット
市販のおへそ掃除セットがいくつかありますが、オイルかクリームとおへその形状に沿ったスティックなどがセットになっています。その中のひとつをご紹介しましょう。
その名も“へそゴマカラメトール”!ネーミングが楽しいですよね。
綿棒のようなスティックにジェルを塗っておへそをお掃除するもので、クルクルとおへその中でスティックを回してゴマをくっつけて絡めとります。
このジェルは「ぺたぺたゴマ取りジェル」という名前でエゴマ油オイル、アーモンドオイル、オリーブ果実オイルなどのオイルを配合したものなので、上述のオイルやクリームを活用する方法と同じではあるのですが、なんとなくケアが楽しくなりそうな気がしますね。
それにスティックは綿棒よりは丸くて大きいので、おへそを掃除しやすくて無理な力が入りにくいという点でも安心です。このセットでは1週間に一度くらいの掃除をお薦めしています。
妊娠中におへそケア
「え?妊娠中におへそを触っても良いの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、妊娠後期になるとお腹がせり出してきて、おへその中が表に顔を出して来る方が多いので、とてもお手入れがしやすくなります。
赤ちゃんは母親のおへそに繋がっているわけではありませんので、お手入れをしても大丈夫ですよ。ただしあくまでもやさしく、そっと、きれいにしてあげましょう。
まとめ
手術を受けたことのある方は、術前におへそのお掃除をされたことがあると思いますが、身体の中にお手入れしても良いのかどうか分からない場所があるのは不思議ですよね。
おへそは掃除しても大丈夫!むしろ定期的にした方がよいので、ぜひお気に入りの掃除方法を見つけましょう。
いずれの方法でも擦らずにやさしくそっと・・・ということを大切に、ぜひおへその黒いゴマがなくなるまで、ゆっくり丁寧にケアをしてみましょうね!
[…] 出典へその掃除の正しい5つのケア方法 | EOO+ […]