頭皮が固いのを改善する6つ方法
唐突ですが、皆さんの頭皮は柔らかいですか、それとも固いですか。というのも、固い頭皮は様々な問題を引き起こします。血行が悪くなり、髪の毛の細胞である毛母細胞にも充分な酸素や栄養素が送られなくなり、肩こりや首こり、さらには、毛髪にも影響が出てきます。
逆に頭皮の血行が良くなると、毛乳頭や毛母細胞にスムーズに酸素と栄養を供給することができ、肩こり改善にも役立ち、丈夫な髪を作ることができます。では、どうすれば固い頭皮を改善できるのでしょうか。
1、頭皮の固さをチェック
まず、軽く頭を両手でつかんでみてください。両手でつかめる感覚はありますか。コリでかたまっている人の頭皮はなかなかつかめないのです。
他に頭皮の固さの特徴として「手を使わないで頭皮を動かすことができない」「突っ張った感じ」「頭皮を触っても厚みがなく頭蓋骨を直接触ってるような感覚」これらがあげられます。頭皮の固さは血行不良を招き、顔のたるみや眼精疲労の原因にもなり、頭痛の原因にもなります。
2、まずは頭皮のマッサージ
頭皮の固さを改善するために、マッサージからはじめましょう。シャンプーするときでも出来るマッサージです。
・前頭部から頭頂部、つまり髪の生え際から頭のてっぺんを、指で少し強めに押してマッサージしてあげると頭皮の血行が活性化し、頭皮が柔らかくなります。
・“やさしく引き上げる”ことと、“ゆっくりと押す”ことを心がけてマッサージしてあげれば、小顔効果も期待できます
こうしたマッサージは、顔や頭皮の血行が改善されるため、固くなった頭皮だけでなく、顔にも良い影響があります。頭皮が固くなっている場合は、顔のたるみなども併発している場合が多いため、マッサージするとフェイスラインもスッキリする方もいるでしょう。
3、髪を洗う回数は一日一回
髪の洗いすぎも洗わなさすぎも良くありません。1日2回以上髪の毛を洗う方は、洗いすぎで頭皮が痛んでしまいます。シャンプーには、髪の毛のフケや汚れ、頭皮の余分な油など落とす効果がありますが、回数が多いと、紫外線から頭皮や髪の毛を守ってくれる皮脂まで落としてしまいます。シャンプーは1日1回が理想的です。
4、髪の毛を結ぶヘアスタイルは出来るだけやめよう
主に女性の話になりますが、ポニーテールのようなヘアスタイルは避けた方が無難です。髪をあげて結ぶことで、本来の髪の流れ(毛流)に逆らうことになり、髪にも負担がかかっています。
髪に負担をかけるだけでなく、強く結ぶことで、毛穴を引っ張ってしまったり、頭皮を圧迫して血行不良にもつながり、頭皮が硬くなる原因にもなります。ファッションの一環なので仕方ない部分もありますが、髪を結ぶ回数を減らしたり、強く結ばないよう意識した方がいいですね。
5、頭皮が蒸れる帽子をかぶらない
今度もファッションの話です。帽子をかぶる機会は多いですか。帽子は紫外線を防ぐ効果もありますが、頭皮がムレてしまうようなニット帽やヘルメットなどを使用すると、湿気が多くなり、悪玉常在勤が繁殖し、フケや頭皮のかゆみなどの原因になります。
仕事上、帽子をかぶらなくてはならない方は、なるべく風通しがよい素材を選び、休憩時間などには帽子をとるようにしましょう。
6、就寝時間は深夜2時前までが理想
22:00~翌2:00までは、身体の機能がリセットする時間と言われています。その間に睡眠をとっていれば、副交感神経が活発化し、臓器の免疫力が高まります。
もちろん、頭皮や髪の毛も同じで、この時間、成長ホルモンが大量に分泌され、髪の毛が成長するのです。また、横になることで血行がよくなり、頭皮にも血液が循環し、頭皮が固くなることを防ぎます。
これも仕事上、夜勤や深夜勤務の場合は難しい問題ですが、上記で紹介したマッサージなどを駆使して、頭皮をいたわりましょう。
■まとめ
頭皮が固くなってしまう原因は様々ありますし、それを改善する方法も様々あることがわかって頂けたと思います。帽子や就寝時間は、仕事上の問題もあるため、実行できない方もいるかと思いますが、全部できなくてもどれか一つでも構いません。出来ることから始めて、固くなった頭皮を改善しましょう!
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