話し上手になる6つの方法
一対一だと話せるけれど、大勢の人を前にすると緊張して、うまく自分の思っていることを伝えられない。
反対に、一対一だと何を話していいかわからない・・・。そんな経験ありませんか?
過去の経験から苦手意識を持ってしまって、そういう機会を避けてきている方も多いのではないかと思います。
とはいえ、仕事でお客さんに会うときやお子さんの行事などでどうしても人前で話をしなければいけないシーンもあると思います。
それでは今回は、話し上手になる6つの方法をご紹介します。
当たり前なことを言いすぎない
例えば「今って平成○○年だよね」と言われたら、あなたはどう思いますか?
起きた事実だけを並べて喋っても、相手は「この人は何が言いたいんだろう・・・」と困惑してしまいますよね。
その時流行している興味深い事柄や、世間への皮肉や時事問題、おちゃらけてウィットに富んだ語り口で切り出してみましょう。
お笑い好きの人なら、オチを求めることもあります。そういう人に対しては、オーバーリアクションで少し脚色したストーリーを語ってあげましょう。
間に発言を考える
会話をしている途中に「そうそう、そうだよね」「わかるわかる」と発言している間に、次の発言内容を考えます。
もし、考える時間が足りないときには、相手の発言した言葉をそのままオウム返しをしてみてください。
おうむ返しもすることで、相手は「自分の話をきちんと聞いてくれているんだ」という安心感を感じ、もっと話そうと思うのだそうです。
だんだんと慣れてくると、時間をおかずに次の会話に進めたり、ボケやツッコミができるようになってくるはずです。
この時のポイントは、オウム返しに頼りすぎないことと、焦らないことです。「どうしよう、次は何を話そう」と思っている表情は、相手に不信感を与えてしまいかねないため、注意が必要です。
ものまねをしてみる
一番手っ取り早く上達するコツは、自分にとって理想的な会話をする人を真似ることです。
あなたの周りに、話し上手でいつも友だちと楽しそうに会話をしている人はいませんか?もし、身近にいなければ、会話の上手な有名人やお笑い芸人を参考にして、トーク術を学ぶのも良いでしょう。
その際に見つけたいところをメモしたり、実際に口に出してみて真似しちゃいましょう。
モノマネをしているうちに、どんどん会話が上手になり、自分なりの言葉でコミュニケーションがとれるようになってくるはずです。
聞き上手になろう
「たくさん喋らなくちゃ!」と焦ってしまうと、早口になってしまったり意味のないことをペラペラと話してしまうことはありませんか?
そんな時は、まず一呼吸置いて、相手の発言や意見も耳に傾け、「うんうん」と目より少し下の位置を見つめながら頷きましょう。
また、最後まで聞かずに、話しを遮る行為もご法度です。最後まで受け止めたら(受け止めたと判断できたら)、こちらが発言しましょう。
これによって相手は、会話が成立してる、話しを聞いてくれているという心理になり、あなたの会話を広い心で受け止めてくれるでしょう。
その結果、会話は自然と弾むものに変わります。
短文しか話さない癖を直そう
話す力を高めるポイントとしてまず抑えておきたいのが、内容よりもボリュームを意識して話してみるということです。内容はそこそこで良いので、とにかく長く話してみるのです。
日常の会話であれば、相手から質問を受けたら最低でも20秒は 話さないと会話はまず盛り上がりません。
例えば 「○○さんはどちらにお住まいですか?」 と聞かれたらいつもはどれぐらい話しているでしょうか?この時、「○○です。」と単語だけで答えて、もし相手がその場所を知らなかった場合は「へぇ。そうなんですか。」で終わってしまう確率が高いですよね。
会話を続けるためには、この後に「○○って知ってますか?実は、△△が有名なところで、実は今日も持ってきているのですが、もしよかったら食べてみますか?」という風に話すと、その場所だけでなく、プラスアルファなことまでしっかりと頭に焼きつきますよね。会話をスムーズに進めるためには、このように長めに話すよう心がけましょう。
困ったときは「食」の話題に尽きる
話す相手のことが分からない時は、どんな話から始めればいいのか、分からないときがあるのではないでしょうか。
こんなときに、誰でも共通するのは「食」の話題です。
食べることは、人間の3大欲の1つ。食べることをしない人はいませんし、好き嫌いはある程度どんな人にもあると思います。
生きている人なら、誰でも共通する話題は「食べ物」「食事」の話題なのです。これは、世界に共通する話題でもあるので、外国人の方との会話に困った時にもオススメです。
それは、相手が誰だろうが、世界中の人が、食べることなら経験したことがあるからです。
極端な例ですが、パンというワードであなたはどんなことを思い浮かべますか?
食パン、アンパン、地元で一番美味しいと評判のパン、変わり種のパン、硬くて歯が折れそうなくらいのパンなどなど、どんなことでも良いのです。
「食」に関する話題は、基本的な話題であり、話の広がるテーマなのです。
まとめ
自分は話ベタかも・・・と思っていると余計に上手に話せなくなってしまいます。
ぜひ今回ご紹介したことを頭に入れながら、シュミレーションを繰り返してみてください。きっと、今よりもっと楽しく笑顔でお話を楽しんでいるあなたに出会えるはずです。
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