ストレス性胃腸炎を解消する7つの方法
突然ですがあなたは今、体の不調を感じていませんか?
寝不足で頭痛がしたり、毎日の通勤で足や腰がだるく感じたり、パソコンの作業で目がかすんでしまったり、体の不調がストレスと大きく関係していると言われています。
症状が悪化すると、治りにくいストレス性胃腸炎になります。その名の通り、原因となるストレスを解消し、慢性化する前に解消しましょう。
何か悲しいことがあったり、仕事などで無理をしないといけない場面で胃がキューっと痛むような感覚になった経験のある方は多いのではないかと思います。
それは、胃が自律神経の働きと密接に関わっているからなんです。
すぐ痛みが消える場合はあまり心配ありませんが、なかなか良くならならず、下痢やおう吐などの症状が見られたり、病院に行ってもこれといった病気が見つからない場合には、ストレス性胃腸炎を疑ってみてください。
今回はストレス社会に生きる多くの人を悩ませる、「ストレス性胃腸炎」の解消するための方法を7つご紹介します。
こまめに水分補給をしよう
急性胃腸炎は、脱水症状を防ぐことが大切です。
出来たら自分の手の届くところに置いておき、こまめに水分補給をするのが理想ですが、難しい場合は、休憩タイムに飲むようにすると良いでしょう。
ただし、嘔吐をした後すぐに水分を補給をすると、胃が反応してまた吐き気を催してしまうこともあるので、最低でも1時間は開けるようにすると体に無理なく飲めると思います。
ストレスを貯めないようにする
現代はストレス社会なので、日々様々なストレスを抱えている方もいらっしゃるかと思いますが、ストレス性胃腸炎を患っている場合は、過度のストレスを抱えており、体が悲鳴をあげているといる状態です。
体をいたわることを考え、自分のストレスとなっているものに、勇気をもって立ち向かうことが大切です。
下痢止めや吐き気止めは飲まないようにしましょう
ストレス性胃腸炎は、辛い下痢や吐き気を伴う場合もあります。実は、そんな症状は、有害なものを体外に排出しようとする身体が持つ防衛反応から出てきます。
自己判断で、下痢止めなどを服用すると反対に症状が長引かせることになってしまいます。
仕事などでどうしても薬を服用したいときには、医師に相談の上、ビフィズス菌などの乳酸菌を主成分とした整腸剤(ビオフェルミンRなど)を処方してもらいましょう。
病原菌を排除する働きがあり、症状を改善させるのに役立ちます。
症状が良くなるまでは、食事を控えましょう
下痢や嘔吐は1日~2日ほどで治まるのが一般的ですが、症状が落ち着いたからといっていつも通りの食事を摂るのはNG。
おかゆのような柔らかくて消化の良いものを少量ずつ、1日5~6回に分けて食べるようにしましょう。
また、脂っぽい食べ物は下痢を引き起こす原因になるので、しばらく我慢!
脂肪の多い食事や菓子類、繊維質に富む野菜、キノコ、こんにゃく、海草は下痢を起こしやすいのでこれも避けて下さい。
水分を摂るときは、胃腸を冷やさないよう温めたスープなどを選ぶようにしましょう
スポーツドリンクは控える
胃腸炎の場合、塩分濃度の低い水やお茶、通常のスポーツドリンクは腸からの吸収が悪いため、少量ずつ飲んでも吸収されず胃腸に溜まっていきます。
その結果、処理できないものに対する防御反応として嘔吐が誘発されます。
代表的なスポーツドリンクを作っている会社でも脱水防止用に塩分濃度を高めた専用の経口飲料を作っています。
睡眠をとる
自分ではストレスを感じていないと思っていたり、うまくストレスを解消していると思っている人でも、ストレス性胃腸炎になると言われています。
手軽に解消する方法としてオススメなのは、睡眠時間を確保することです。仕事などで疲れた時やイライラした時でも、一日ゆっくり眠ると、次の朝にはスッキリした気分になっていることがありませんか?
ストレスは、睡眠も大きく関係しています。ストレス性胃腸炎になった時は、普段より多めに睡眠をとるように意識するようにしましょう。
ツボ押しする
ストレス性胃腸炎の即効性のある治し方についてですが、「ツボ押し」をすることで効果があります。
胃を元気にしてくれるツボがあり、胃の機能を高めるツボを刺激することで、ストレスによる胃の不調はもちろん、食欲増進や消化吸収助けることができます。
中でも即効性のあるツボは「れい兌」(れいだ)というツボで、このツボを押すことで、胃の興奮を鎮め、胃炎の痛みや不快感に即効性があります。
ツボの位置ですが、足の人差し指の中指側のツメの生え際で、ここを左右の足で痛い方を押します。
指でつまむように力を入れたり、抜いたりしながら3分から5分ほど押すと効果が出てきます。
まとめ
ウイルス性の胃腸炎と違って、精神的なところが大きく関係してくるストレス性胃腸炎。
ストレスを貯めないように運動をしたり、趣味の時間をとるようにすることが予防につながります。その他には、規則正しい生活を心がけるようにすると良いでしょう。
明日や未来のこれからの元気のために、身近なところから始めていきましょう。
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