水槽 掃除

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水槽掃除7つのポイント

水槽掃除の7つのポイント

 

アクアリウムを楽しまれているご家庭も多いことでしょう。忙しい日々の暮らしの中でも、水草の間を涼しげに泳ぐ魚の姿を見ていると癒されますよね。

 

でも、気になるのは水槽の汚れ。水槽の壁面にコケがついて汚れていると見苦しいだけではなく、アクアリウムのコンディションにも良くありません。それにお掃除も大変ですよね。

 

ここでは、手軽に水槽のお掃除ができるようになる、7つのポイントについてご紹介します。


 

 


 

簡単な換水のアイデア

水槽の壁や底につく緑色のコケは、魚のエサの食べ残しや排泄物を栄養にして増えていきます。まずは定期的に水替えを行うことが大切です。

週一回、水槽の1/3程度の水を換えます。というと簡単なのですが、ポンプを出してバケツを出して…と考えるとつい億劫になり、サボってしまいがちですね。

そこで、60センチの水槽であれば、1.5リットル入りペットボトルの水だけでも換えることにしましょう。

空のペットボトルで古い水を取り、そしてその分だけ新しい水を足します。これなら気がついたときに手軽にできます。

直射日光に当てない

コケは植物ですから、日光があると増えます。直射日光の当たらないところに水槽を置きましょう。それができない場合は、左右のガラス面に黒い紙を貼るなどして、直射日光が当たらないように工夫してみましょう。

文房具屋等で「カラーボード」等の商品名で販売されている厚さ5ミリほどのウレタンフォームの板は、色も豊富で遮光性、断熱性がありますので、貼る素材としておすすめです。また、人工照明を使っている場合は、明るすぎないかチェックしましょう。

食べ残しのないようにする

水を汚す大きな原因の一つはエサの食べ残しです。エサの容器などに表示されているよりもずっと少なめでも、メダカや金魚などは元気に育つことも多いものです。一度、エサの適量を調べてみてはいかがでしょうか。

また、魚を入れすぎないようにしましょう。水槽に対し、魚が多すぎると排泄物やエサの食べ残しで水が汚れやすく、コケも発生しやすくなります。

また、魚にとっても生育環境としてはよくありません。水槽の大きさに対し、適性な生体の数を入れるようにしましょう。

 

一般的には「水槽の水量1リットルに対し体長1センチ」と言われています。50リットルの水槽なら体長1センチの魚であれば、50匹入れても良い、ということです。

弱酸性に保つ


水質が弱酸性になっていると、水草が元気よく育ち、水中に溶け込んだ養分を吸収していきます。これにより、コケが生えにくい環境となります。

アクアリウムに飾りの貝殻やサンゴなどを入れている場合がありますが、これらのものからはカルシウム分が溶け出し、水がアルカリ性となります。海水魚のアクアリウムなら良いのですが、そうでない場合は貝殻やサンゴなどは飾りとして使わないようにします。

また、底砂も貝殻やサンゴなどの破片が混ざった大磯砂ではなく、アクアソイルなどの水を酸性にする働きのあるものを使うようにします。

コケ取り生物の助けを借りる

オトシンクルス、ヤマトヌマエビ、ビーシュリンプ、石巻貝などのコケを食べる生物を入れると良いでしょう。

オトシンクルスはナマズの仲間で、吸盤状の口で壁に貼り付いたコケを食べてくれます。体長が3~4センチですので、60センチ水槽ですと5匹ほど入れます。

ヤマトヌマエビはコケを良く食べてくれますが、コケが無くなると水草も食べてしまうことがあるので注意が必要です。

 

石巻貝は壁面に貼り付いたコケの除去をしてくれます。

市販のグッズを活用

水換えの際に市販の水槽掃除用の柄付きスポンジで掃除するのが一般的ですが、それでも取れないガンコなコケを取るのに「コケ取りシェーバー」というような名前でグッズが市販されています。
スポンジにマグネットがついた「マグネットクリーナー」なども便利です。

また、水槽の底の掃除は忘れがちですが、エサの食べ残しや魚の排泄物などの汚れがたまりやすいのでクリーナーポンプなどで定期的に掃除しましょう。

身近なグッズ

身近なものも役に立ちます。プラスチック製の三角定規や分度器、もう使わないポイントカードなどで壁面についたコケをこそぎ落とすとよく落ちます。また、お掃除用のメラミンスポンジも使えます。

台所用品で役に立つと密かに評判なのが、スポンジを網目状のもので包んだスポンジたわし。これでこするとコケが散乱せず、網目に絡まって取れるので掃除しやすいです。

まとめ

akuariumu

水槽のコケは魚や水草を育てている以上、どうしても発生するものなのですので、あまり神経質にならないことも大切です。

どんなに美しいアクアリウムにもコケはあるものです。アクアリウムのある暮らしを楽しみながら、簡単なお掃除や手軽なメンテナンスを工夫して、美しい水槽を保ちたいですね。


 

 


 

 

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