ジーパン 洗濯 テクニック

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ジーパンを洗濯する際の7つのテクニック

ジーパンを洗濯する際の7つのテクニック

 

そもそもジーパンって洗濯するものなの?
ジーパンにこだわりのある人ほど「できるだけジーパンは洗濯したくない」と思っている傾向にあり、また極端に「ジーパンは洗濯しないもの」と決め付けている人もいるでしょう。
 
それは、色落ち具合を心配して? それとも生地が傷むのではと心配して?
もしかしたら誰かがそう言っていたのを「ジーパンとはそういうものだ」と思い込んでいるのではないでしょうか。
しかし、他の衣類は洗濯するのにジーパンは洗濯しないなんて、おかしな話だと思いませんか?

 


 

 


 

実際に、洗濯せずに履き続けると、体から出た汗や皮脂、外からのホコリや様々な汚れなどが付着して酸化する、それらをエサにする菌によって腐敗するなど、痛みやすくなります。
 
また、汚れがついたら早めに落とすのは鉄則ですが、それはジーパンも同じこと。
長期間放置していたら、汚れが落ちにくくなり取り返しのつかなくなる可能性もでてきます。
 
何より、長期間洗濯していないジーパンは臭くなります。特に水に濡れたり雨の日などは臭いが気になります。これではかっこいいジーパンが台無しです。
ジーパンと長く付き合っていくには、より良い洗濯のテクニックを身につけましょう。
 

●ファーストウォッシュのテクニック


糊付きのジーパンを買ってきた時は、裏返してからぬるま湯にジーパンを浸け込み、手で揉むか足で踏みつけて、糊をふやかしましょう。
初めのうちに糊をとっておかないと、履き心地が悪いだけでなく、変な色落ちをしてしまうこともあります。
 
そのぬるま湯に形を整えて、数時間から一晩、生地の硬さを見ながら浸け込みます。
しっかり押さえつけて、内側に入った空気を抜くと色落ちのムラが防げます。
そして、すすぎ洗いをし、脱水して陰干しします。
 
色を定着させるために、塩やお酢を使うアイデアがあります。
塩については、最初にジーパンを洗う前に、ジーパンを濃い目の食塩水に一晩から一日くらい浸けておくことで、その後の洗濯での色落ちが少なくなるというもの。
お酢は、洗濯の際に数滴垂らすことで色止めの働きをして色落ちが少なくなるというものです。
 
適切なファーストウォッシュやしっかりしたお手入れをしながら履き込んでいけば、ジーパンは体に馴染んでいきます。
 

●準備のテクニック


始めに、家庭洗濯可能であるか、取扱絵表示を見て確認します。
ジーパンについたゴミやホコリを軽くはたいておきます。
ファスナーやボタンは閉めて、ジーパンを裏返しにします。
裏返しにすることで、生地がこすれ合い色落ちしたり傷ができたりするのをできるだけ防ぐことができます。
 
洗濯機を使用する場合で縫製部分のほつれが気になるようなら、ジーパンをきれいにたたんで洗濯ネットに入れるようにしましょう。
 

●洗剤選びのテクニック


「色落ちを気にせず、よりきれいにしたい」場合は、アルカリ洗剤を選びます。
「色落ちが気になる」場合は、中性洗剤や洗濯石鹸を選びます。
蛍光剤や漂白剤など合成素材の入っていないものを選ぶことにより、生地が白っぽくなるのを防ぎます。
 
「可能な限り色落ちしたくない」場合は、洗剤を使用せず水だけで洗濯します。
洗剤を使用しないと皮脂汚れなどは落ちにくいですが、汗など水溶性の汚れは水だけでも落とせます。また温度が低いほど色落ちがしにくいので、冷水、氷水などで洗濯すると良いでしょう。
 
洗剤を使う場合も使わない場合も、染料の質が落ちるので熱湯を使うのは避けましょう。
さらにこだわりたいなら、東急ハンズなどのバラエティショップやインターネット通販で売られているジーンズ専用の洗剤を使ってみるのもいいでしょう。
 

●すすぎのテクニック


洗剤をジーパンに残さないよう、泡が完全に立たなくなるまで、やさしくすすいでいきます。
洗剤カスが付着したまま着用していると、変色や傷みを引き起こしてしまいます。
 

●脱水のテクニック


手洗いの場合も洗濯機使用の場合も、脱水には洗濯機を利用しましょう。
手で絞ると生地の傷みの原因になります。
 
ただし、脱水にかける前に一旦、手で押さえるようにして水気をある程度取り除いておくと、水を吸って重くなっているジーパンが、高速で回転する脱水に擦れて繊維を傷めるのを最小限に抑えることができます。
 
脱水のかけ方にもコツがあります。
脱水時間は様子を見ながら30秒~1分くらいに抑えましょう。
そして脱水シワを比較的少なくするためには、脱水の高速回転に入ってから3~5秒程度で一度止め、洗濯機の中でジーパンの形を変えてまた脱水を行う、この作業を何回か繰り返します。
 

●干す時のテクニック


干す時は、裏返したまま、軽くたたいてシワを伸ばして陰干しします。
直射日光に当てると、色落ちや変色の原因になるので避けましょう。
裏返しにすることで内側のポケットや縫い目の部分までしっかり乾かせる利点もあります。
 
中まで風が行き渡るようウエスト部分を開き筒状にして干すと早く乾きます。
筒状に干すには、ピンチ付きの洗濯物干しなどを利用したり、ジーンズ専用ハンガーを利用したりすると良いでしょう。
 
また、上下逆さにして裾の部分を上にして干すと、下の重みで、洗濯の際の縮み防止、膝部分の生地の出っ張りを伸ばす効果があります。
 

●色落ちしたジーパン対処のテクニック


古いジーパンと新品のジーパンを一緒に、少し長めに洗濯すると、ある程度色を戻すことができます。
 

まとめ


ジーパンは適度な洗濯で長持ちさせ、じっくりと色落ちをさせていく。
これがジーパンを長く楽しむ秘訣ではないでしょうか。
 
長く長く履き込まれたジーパンは、色が薄くなってもお洒落でカッコイイですよね。
自分で育てる、自分だけが作り上げることができる、世界にただ一本のジーパン。
ジーパンの醍醐味ですね。
 
定期的な洗濯で清潔に履き込んで、さらにカッコよくしていきましょう!
 


 

 


 

 

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