あがり症 なおす 治療薬

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あがり症をなおす7つの治療薬とその効能

あがり症をなおす7つの治療薬とその効能

 

自分の発表の順番を待っている時から徐々に動悸が激しくなり、順番が来た時には手足が震えたり、頭がぼーっとして何も考えられなくなってしまうあがり症。
 
足ががくがく震える、かなり激しくドキドキする、手や背中にじっとりと汗をかくなど症状は人それぞれですが、肝心な場面を台無しにしてしまいがちなだけに、なんとか止めたいもの。でもそんな方法、あるのでしょうか?そこであがり症の治療薬と、その効能をピックアップしてみました。
 


 

 


 

1) インデラル

高血圧や狭心症,不整脈などにも使用され、医師の処方箋が必要なあがり症の代表的な治療薬です。
 
効能は、心臓の動きを調整している交感神経のベータ受容体を遮断して、心臓の拍動を抑えてドキドキを解消。動機が解消されるので、手や声の震えもなくなります。特徴としては、効き目が早くて6時間ほどしか効果は持続しないので、すぐ効いて身体にやさしい。あがりたくないシーンの直前に服用するなど、そういうシーンの時のみ不定期に使用すると良い治療薬です。
 

2) デパス

こちらもあがり症の即効性があり効果が長くない処方箋が必要な治療薬。1時間前に服用すると6時間ほど持続効果があります。余りひどくないあがり症の方や、一時的にあがらないようにしたい方にオススメです。
 
気分をリラックスさせる心の安定薬と言われていて、脳のリラックス系の神経受容体「BZD受容体」に結合することで、リラックス系の神経を活性化させます。
 
効能としては、不安や緊張を和らげて気持ちを穏やかに落ち着けます。筋肉をほぐす作用もあり、腰痛や肩こり、痙攣性の病気などにも使用されます。安全性の高い治療薬ですが、場合によっては副作用もありますので、持病やアレルギー、服用している薬などを医師に伝えて処方してもらうようにしましょう。
 

3) SSRI(ゾロフト)

慢性的なあがり症をじっくりと治癒したいという方に向く、副作用が少なくて効果の大きい治療薬です。やはり医師の処方箋が必要です。
 
SSRI(選択的セロトニン再取込み阻害薬)は、脳内のセロトニンという物質の伝達をよくすることで、あがり症などの症状を抑える治療薬です。セロトニンには脳をリラックスさせる効果がありますので、常に穏やかな気持ちを保ってくれます。
 
服用から2週間ほどで効果が現われるので、最初は少なめから始めて適量までゆっくり増やしていくとよいでしょう。効果が出て来ると、不安な気持ちがなくなって常にいい精神状態を保つことができるようになるので、継続してある程度の期間飲むことで、慢性的なあがり症を改善する効能が期待できます。
 

4) カルデノール(インデラルのジェネリック)

成分は1のインデラルとほぼ同じもので、ジェネリック薬品なので通販で個人輸入できることと、インデラルより安いことが特徴です。
 
効能はやはりインデラル同様で、心拍数を正常に保つ効果があり、緊張時の激しい動悸を抑えてくれます。インデラルより少し小さめの錠剤で飲みやすいという声もありますので、こちらから試してみるのも一つの方法ですね。
 

5) エチラーム(デパスのジェネリック)


成分は2のデパスとほぼ同じですので、効能もほぼ同じです。ジェネリック薬品で通販で個人輸入できることと、デパスより価格が安いことが特徴です。
 
使用されている方のレビューでは、「即効性や効き始めの効能はデパスの方が少し高い」という評価の方もいらっしゃいますし、「少しマイルドなデパスという印象」という意見もあります。個人差がありますので、こちらから試してみて、物足りない方はデパスに切り替えるという方法もあるかと思います。
 

6) 市販薬「イララック」

市販薬ですので、薬局や国内の通販サイトなどでも購入できます。植物由来の生薬エキスがイライラと高ぶった神経を落ち着かせ、興奮や緊張を穏やかに鎮静する効能があると言われていますが、処方される薬と比較すると効能はかなり弱いようです。
 
1回2錠、1日2回服用。服用後1時間で効果蛾で始めて、7時間持続します。余り効能は期待できないけれども、軽度のあがり症でしたら、「治療薬を飲んだ」ということで改善される場合もありますので、試してみるのはよいかと思います。
 

7) 市販薬「パンセダン」

これも市販薬ですので、薬局や通販サイトで気軽に購入できます。それだけ副作用などの危険性は少ないということですが、効能もやはり弱くなります。
 
1日2回,1回2錠 鎮静作用に効果の高い生薬を配合した植物性の静穏薬です。睡眠薬としても使用されるのですが、緊張やあがり症の治療薬としては余り効果が高くないという評判です。効き目の高いものを希望される方はやはり、処方箋が必要ではありますが1〜5の治療薬をお薦め致します。
 

まとめ


私も子どもの頃はスポーツの大会やピアノの発表会などの大切なシーンで、あがってしまって身体が動かないことがありました。
 
ひとえにあがり症といっても、場面や症状、頻度などにはかなりの個人差があるでしょう。これらの中から、しっかりと効能を感じられる自分に合う治療薬が見つかるといいですね。そして、そのうち薬が無くても大丈夫になるのがこれらの治療薬の目標です。
 


 

 


 

 

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