o脚を改善する5つの方法
現代の日本人の9割がO脚と言われています。小学生にもO脚が見られるそうで、子供から大人まで多くの人がO脚で悩んでいると言えます。
O脚を放置しておくと、全身のバランスが悪くなり、肩こりや頭痛、冷え性など様々な症状が出てくると言われています。
O脚を改善することでそれらの症状も改善させるかもしれませんので、ぜひ取り組んでみて下さい。
O脚の原因を知る
O脚の原因はひとつとは限らず、様々な原因が複合している場合が多いです。運動不足による筋肉の緩み、立ち姿勢・歩き方・座り方、遺伝など様々な原因が考えられます。
そしてO脚の主な原因は、骨盤の開きにあるとされています。
なぜ骨盤が開いてしまうのかというと、それは身体の重心が後方に傾いてしまっているからです。重心が後方にあると両膝が離れてしまい、自然に骨盤が開くようになっています。これがO脚です。
O脚改善のためにストレッチや整体もありますが、根本的な骨盤が開く原因が解消されなければ、元に戻ってしまいます。
骨盤の開きを改善
まず椅子に座ります。それぞれの膝の内側に手をあてて、外側に開くように力を入れ、膝には内側に閉まるよう力を入れます。
この状態を5秒間維持し、力を抜き、これを繰り返します。
1回目は、足を閉じた状態で。
2回目は、20cmくらい開いた状態で。
3回目は、40cmと徐々に広くしていき、負荷をかけていきます。
それが終わったら今度は閉じながら、逆パターンを行います。
これを行うことで、骨盤の開きは改善していきます。
正しい歩き方でO脚改善
歩くときに、踏み出す足のひざをいつもより1~2センチ上げるように意識します。
体の重心は軽く前に行くイメージを持ちます。
足の指先、指の付け根、かかとの3点で着地します。
立ち姿勢では、ひざは伸ばしきらずに軽く曲げて、余裕を持たせることが重要です。
すると、着地が足裏全体で行えるようになり、地面からの衝撃を和らげ、ひざより下で吸収することができます。
ひざが上がらないという人は、行進のように足踏み運動をしてから歩くといいそうです。
上半身は、背筋を伸ばしてまっすぐに。ひざを軽く曲げることで骨に頼るのではなく筋肉で体重を支えるイメージが重要です。
正しい歩き方を意識しすぎ、ゆっくり歩くと逆に疲れてしまうので、適度なスピードを保って歩きましょう。
歩き方のチェックポイントとしては、
・着地は足全体から。
・身体は真っ直ぐに。左右に揺れないようにする。(全体のバランスを良くする)
・両膝の向きを揃える。
・あごを引き、頭を吊られているイメージを持つ。(姿勢を正す効果)
こういったことを意識して歩くとより効果的です。
さらに、自分の足に合った靴選びも重要なポイントです。
靴を履くときは、毎回靴ひもやマジックテープで足の甲の部分をしっかり締め、足の横幅が広がらないようにします。指先部分はしっかり踏ん張れるくらいの余裕が必要です。
これで正しい歩き方もしやすくなります。
効果的なストレッチ
まず一つ目は、開脚です。
これはよく体操選手や相撲取りが行っている股割りと呼ばれるトレーニング方法です。ただ無理に行うとかなりきつい運動です。
開脚ができない人は、足裏を合わせて上体を前に倒す方法や、片方ずつ伸ばした足側に体を倒す方法で、徐々に体を慣らしていくといいです。
効果としては、股関節の可動域を広げて、全身のバランスを整え、下半身のうっ血解消があります。
二つ目は、ひざ締め屈伸運動です。
O脚の人はひざがくっついていないので、両ひざをくっつけてそのまま腰を落とし、今度はゆっくりとひざを伸ばします。スクワットのようなイメージでしょうか。
この時、両ひざが離れないように注意しながら、屈伸を繰り返します。これを20回1セットとして、朝晩2セット行うと、O脚改善と予防に効果があります。
立つだけでO脚を矯正する3ステップ
この方法は、立つだけで悪い姿勢を正し、O脚を改善する方法です。
1:頭と背中を壁にピッタリつけて真っ直ぐに立つ
2:つま先をハの字に開く
3:お尻をキュッとしめ骨盤を前に出す
3の姿勢で3分間エクササイズします。
隙間時間に1日3回ほど行うと効果的です。
注意点としては、骨盤を前に出すときにお腹ごと突き出してしまうと骨盤が正しい位置に固定されません。
なので、壁と腰の間に手のひらが入るくらいの隙間が空くていどが理想のフォームです。
こぶしが入ってしまうくらいの隙間は開きすぎですので注意してください。
この3分間は集中する必要はないので、歯みがきしながらやテレビを見ながら気軽に行ってください。
ただし、気が緩むと姿勢が崩れてしまうので、正しい姿勢で効果的に行ってください。
まとめ
こうしてみると、O脚は日頃の心がけで改善できるとわかります。O脚の原因も、姿勢の悪さや歩き方に問題がある場合がほとんどです。
歩くと言う行為は毎日行うものですから、日々の意識がO脚改善に役立ちますから、少しずつ実践していきましょう。
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