汚部屋を片づける為の7つの方法
汚部屋という言葉はいつのまにか定着してきました。汚部屋は、きれいに片づいた部屋に対しての汚い部屋という意味を超えたイメージの言葉になっています。
しかし、汚部屋に住んでいる人は当然、多様な人たちです。高齢の方も肉体的、精神的ハンディーを抱えた方もいますし、美人女優さん、芸人さんもいます。もちろん普通の主婦の方、OLの方もいます。多様な人たちを一括して語れないと思いますので、汚部屋の住人の側からの片づける方法を見つけていこうと思います。
方法1.業者に一任する
これは、仕事が忙しすぎて片づける時間、体力がないという方に向きます。はっきりした理由がありますし、本人も時間があればきっちり片づけられるタイプの場合です。
1ヵ月に1回、あるいは1週間に1回、決まった時間に業者に一任します。仕事だといえ他人が家に入るわけですから、前日ぐらいは少しでもきれいにしておこうという意識は働くでしょう。
また、きれいになった部屋をきれいなままにしておきたいという意識も生まれるでしょう。こういう意識をもった住人は業者を大いに活用しましょう。
方法2.カウンセリングを受ける
以前はゴミもきっちり捨て部屋もきれいにしていたのに、ある時期を境に汚部屋になってしまった人に向きます。
精神的原因があるはずですので、一度カウンセリングを受けてください。うつの要素も潜んでいるかもしれません。1人では解決できない問題です。専門家に助けてもらいましょう。
方法3.ゲーム感覚を取り入れる
単純に、片づけるのがめんどうくさくて汚部屋になった人に向きます。ゴミはゴミ箱へ、食器は洗って食器棚へ、洋服は洗濯して洋服ダンスへと、ゲームの世界ならワンクリックして片づけるのは簡単でしょう。そういうゲーム感覚を利用しましょう。この汚部屋はどうすれば片づけられるか、何をどこに持っていけば一番部屋がきれいに見えるか、ゲームとして、まず頭だけで考えてみましょう。
体は、もちろん動かさないでいいです。何日やっても、何回やっても頭だけを動かしているので疲れません。ゲーム感覚です。これを繰り返していると、少し実際に動かしてみようかと思うようになるはずです。頭の中では、かなり物を動かしているわけですから。
方法4.きっかけをつかむ
片づけたい気持ちがあるけれど、どこから手をつけていいかわからない人に向きます。片づけたい気持ちがある人は、心のどこかに片づけるきっかけを求めています。恋愛したい人は異性と交流できるきっかけを求めますし、働きたい人は常に働き口が見つかるきっかけを探すのと同じです。
きっかけをつかむためには、片づけたい気持ちをできるだけ持ち続けることが必要です。その気持ちがあれば、何をしてもどこに行ってもきっかけはつかめます。外食に行って厨房のきれいさを見て家に帰ってきて、自分の台所の食器を洗いたくなることもあります。たまたま通った家の前で人がほうきで掃除していたら、家でもほうきを使いたくなることもあります。気持ちがあれば大丈夫です。
方法5.掃除道具を買ってみる
部屋がモノにあふれている人に向きます。雑貨店ではいま、さまざまな種類の掃除道具を売っています。かわいいものやカラフルなもの、何に使うのかわからないものまで多種多様です。自分が気にいったものを買ってみましょう。
部屋がモノにあふれている人は買い物好きでしょう。一時期だけでも掃除道具を買ってみましょう。お薦めは何に使うかわからないようなものです。説明書を見ながら試してみなくてはわからないようなものを買いましょう。使ってみてはまったら儲けものです。
方法6.「断」「捨」「離」を学ぶ
掃除をする意味が分からない人に向きます。意味がわからない以上、学ぶしかありません。
「断」は、いらないモノを絶つことです。「捨」はガラクタを捨てることです。
「離」はモノへの執着から離れることです。
「断」と「捨」を繰り返すことで、「離」という精神状態になっていくというヨガからきている言葉です。
本来は難しい意味があると思いますが、掃除に当てはめてみれば、いらないモノは買わない、いらなくなったモノは捨てる、こういうことを繰り返していけばモノへの執着心がなくなり、モノがたまらなくなり、結果的に部屋がきれいになるというシンプルな意味になると思います。興味を持ったら調べてみましょう。
方法7.楽に掃除する
掃除するなら徹底的に掃除したい、という人に向く方法です。
徹底的に掃除するには時間が必要です。それだけの時間を確保するのは難しいことを、まず認識しましょう。時間があれば遊びたいし、旅行も行きたくなります。その中で徹底的に掃除する時間を見つけることは難しいのは分かると思います。そうしているうちに部屋は汚くなっていきます。
一日5分、掃除することから始めましょう。楽に掃除するコツを自分なりに見つけてください。
まとめ
汚部屋の住人はまだまだいろいろな人がいると思いますし、その人の数だけ汚部屋を片づける方法もあるのが実情でしょう。しかし、少しでも汚部屋の住人にアプローチできれば、と思います。参考にしてみてください。
ちょっとしたきっかけで汚部屋になる可能性は、どの人にもある時代だと思います。他人事ではありません。
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