酵素を多く含む食べ物8つの効果
酵素は、人間の体になくてはならない栄養素です。酵素の１日の摂取量は年齢や今の健康状態によりますが、大量に摂取したからといって、効果があるないと言うことは無いようです。
酵素は、一体どんな食べものから摂取でき、どのような効果があるのでしょうか？酵素を多く含む食べ物の8つの効果について調べてみました。
●パパイヤの酵素効果
パパイヤは酵素食物の中でも王様と呼ばれています。パパイヤに含まれているパパイン酵素は、「たんぱく質・脂質・糖質」の全てを分解してくれる酵素として活躍し、体にも優しい酵素となります。
しかも、パパイヤに含まれるパパイン酵素は熱に強く、100度の温度でも活性を失わず、胃酸によっての変質もしないので、しっかりと胃に届く酵素食品ということになります。また、ニキビ用の洗顔料などにも配合されていることもあり、知名度は高めですね。
●スプラウトの酵素効果
酵素の効果の中に解毒作用というのがあります。スプラウトは解毒酵素を活性化してくれる食品の一つで、特にブロッコリーの発芽1週間くらいまでの「ブロッコリースプラウト」には、発がん性の物質を抑える解毒酵素を活性化する効果があります。
しかも、1度食べれば、2日半にわたり解毒酵素の活性が保たれるので、3日に1度のペースで食べることによって、常に酵素の活性を保つことができるのです。
●キャベツの酵素効果
キャベツに含まれる酵素は、代謝促進酵素です。キャベツには酵素の他にビタミンや食物繊維も豊富なので、ダイエットに最も適していると言われています。しかし、このキャベツ酵素を大量に摂取するのは容易ではありません。
そこで、発酵キャベツドリンクを作るのが良いのが解りました。新鮮なキャベツを水洗いし、ミキサーにかけドロドロの状態にします。ガラスの密封容器に入れ、3日間常温で放置。これをガーゼで漉すとキャベツ酵素ジュースができるので、簡単に酵素を摂取できますね。
●納豆の酵素効果
納豆に含まれている「ナットウキナーゼ」と言う酵素は血管を詰まらせる原因の血栓をつくりにくくしてくれる働きがあり、脳梗塞などの病気予防につながってきます。
しかも納豆には、プロテアーゼと呼ばれるたんぱく質を分解する酵素や、リパーゼと言った脂肪を分解する酵素も含まれており、納豆は酵素を豊富に摂取するには、とても理想的な食品となります。
●キムチの酵素効果
キムチは魚介類を使用した発酵食品で、代謝を促進する酵素です。野菜も豊富に含まれているので、他の漬物よりも栄養価も酵素料も高いと言われています。
しかも、唐辛子を使用しているので、体を温める効果があり酵素だけではなく、乳酸菌・ビタミン・ミネラル・アミノ酸などによって、免疫力も高めてくれるといった効果もあります。
●味噌の酵素効果
味噌はほとんどが味噌汁に使いますよね。しかし、酵素は熱に弱いので、加熱したお湯の中に入れて溶かすよりも、だし汁を40度くらいに冷ました状態で溶かすようにすると、酵素を破壊することなく味噌のもつ酵素の効果を引き出すことができます。野菜などを味噌のドレッシングなどにして、かけて食べるのが一番てっとり早い方法かもしれませんね。
●ヨーグルトの酵素効果
発酵食品といえば、ヨーグルトも外せません。ヨーグルトにはラクターゼと呼ばれる酵素があり、この酵素は乳糖を体の中で分解してくれます。さらに、腸内の善玉菌を増やし、整腸作用の効果があるので、ダイエット向きの食品となります。
しかも、ヨーグルトは牛乳を発酵させているものなので、消化されにくい成分「乳糖」も分解されていて、牛乳よりもたんぱく質が消化されやすいのです。
●だいこんの酵素効果
大根には、アミラーゼなどの消化酵素が含まれていて、炭水化物の消化を促進し便通も良くしてくれる効果があります。しかし、大根の酵素は夏に弱いので、加熱をせずにそのまま生で食べましょう。
しかも、大根をおろすと生成されるイソチオシアネートという辛味成分が代謝を活性化させ、肥満の原因の活性酵素を無害なものにします。大根は、なるべくおろしてから食べるようにしましょう。
まとめ
酵素は熱に弱く、50度以上になると消滅してしまいます。酵素を食べ物で摂取するときには、生で食べるか、すりおろしたりしてジュースにしても飲みやすくなります。そのまま酵素を摂取するよりも、吸収も良くなりしかも、簡単なので毎日続けられますよね。
酵素を多く含む8つの食べ物には、それぞれの特性があり、ダイエット効果や免疫力を高める効果など色々な働きがあったのですね。体になくてはならない酵素。このような食べ物で丈夫な体を作りましょう。
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