イライラする原因と7つの対処法
ストレス社会と言われている現代。仕事で思いもよらないトラブルが起きたり、友だちとうまく意思疎通が出来なかったり、マナーの悪い人を見たり、家事や育児が思い通りにいかなかったり・・・。
そんなことの積み重ねで、自分でも気が付かない間にイライラが募り、言葉尻がきつくなっていたり、集中力が低下してしまいます。
それでは、今回はそんな現代社会に生きる方なら誰でも感じる可能性のある、「イライラ」の原因や対処法を7つご紹介します。
イライラの原因とは
人の体は、ストレスや緊張を感じると全身の血管を収縮させ、血流を制限します。この状態が長く続くと、体中に新鮮な酸素と栄養素が送れなくなってしまい、様々な悪影響を及ぼしてしまいます。
つまり、イライラする時には脳が「今すぐストレスから解放して!」とSOS信号を出しているということになります。
精神的なストレスや緊張が高まって限界に達してしまうと、今度は血流量を増やそうとして極端な行動に出て血管を広げようとします。我慢出来なくて、暴走してしまったり暴飲暴食してしまうことは、ストレスや緊張がピークに達した時に現れる脳の防御反応なのです。
このように、イライラは脳からの危険信号ですので、イライラしていると感じたら少しでも早く気分転換を図り、脳をストレスから開放する事が大切です。
栄養補給をしよう
忙しい時には食事を簡単に済ませてしまいがちですが、カップめんや外食では栄養も偏ってしまいがちになってしまいます。栄養が偏っていたり、カロリー摂取が足りない時にはイライラするものです。
イライラに効く栄養素
・精神安定剤にも使用される神経伝達物質の原料ともあるトリプトファンが多く含まれる
バナナ・アーモンド
・疲労感や記憶力にも影響してくるビタミンB1を多く含む
米ぬか、大豆、落花生、豚肉、ウナギ
口になにかを含む
赤ちゃんが指しゃぶりをしているのは何故だと思いますか?それは、口に触れていると安心するからだと言われているのです。
大人になっても、緊張する場面にいる時、自然と飲み物を口にしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もし、イライラした時には、ガムやアメを口にしてみてください。色々な味のものがありますが、甘めのものがオススメです。
糖分をとりつつ顎を動かすので、脳の働きを促進する働きがあります。特に、禁煙中の方に有効な方法です。
簡単な運動する
イライラしたとき、あなたはどうしていますか?その場でじっとする?それとも地団太を踏んで時が過ぎるのを待つ?イライラした時は、呼吸が浅くなりがち。物事を考える時も冷静さをかけてしまうこともあります。
そんな時は、簡単な運動をしてみましょう。今その場でできる簡単な運動で十分です。
休憩時間に少しウォーキングをしたり、公園でヨガをしたり、その場でストレッチをするのも良いでしょう。
少し体を動かすことで、体内に空気を取り込むことでリラックスすることができます。
誰かと会話する
誰かと話すと不思議と緊張が和らいだり、イライラが収まったりした経験はありませんか?
会話でストレス解消になるだけでなく、発言することによって自分のイライラの原因を探る事もできます。
場合によっては、原因の解決になるかもしれません。すぐに会話をできない場合には、メールやチャットでもOKです。
文章を書く
イライラして、思い切って自分の中にある言葉を言いたい!そんなシーンに出くわしたことがある方も多いのではないでしょうか。その相手が仕事の上司やお客さんに対しては言えないですよね。
そんなときオススメなのが、文章を書くことです。
どのような文章でもいいのです。下手でもいいのです。
ポエムでも、日記でも良いですし、外出中の場合は携帯のメモ帳機能を使ってもOKです。悪口を書いた場合でも第三者の目に触れなければOK。
文字に思いを乗せ、欲求不満や解消を図ります。
ツボ押しで簡単解消
手のひらには様々なツボがあります。仕事中や授業中など気が付いた時に押すだけでイライラを解消できるのです。
手首を4本の指で抱えるように支え、親指で神門を押さえます。
そのままの状態で、手首を掌側に倒し、倒しきったら次に手の甲側にそらす動作をゆっくりと繰り返します。
手首を掌側に倒す時にツボが圧迫され、ほどよい刺激を与え、リラックスできます。
ゆっくり入浴する
お風呂に入ると体が温かくなり、リラックスできるだけでなく、新陳代謝もアップします。
イライラが溜まってきたなと思ったときは、普段のバスタイムより少し時間を長くとってみたり、お気に入りの入浴剤を入れるのも良いですね。
また、お風呂の電気を消して、アロマポットなどの灯りをぼんやり眺めるのもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?イライラしてしまうと、表情も険しくなってしまって相手の方への印象も悪くなってしまいます。
イライラしないように、まずその原因を理解し、普段から運動や没頭できる趣味を持ち、ストレス発散するよう心掛けることも大切です。
また、今後イライラが溜まってしまった場合には、今回ご紹介したことを思い出して、ぜひ実践してみてください。
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