自転車をきれいに収納する5つのテクニック
通勤時の最寄り駅まで往復に、お買い物に、お子さんの送り迎えに、手軽な足として便利な自転車は、いざ収納しようとすると、ハンドルやペダルなど突起部分が多く、重量もそれなりにあるので、なかなかやっかいな代物でもあります。
またマンションの駐輪場などは、いたずらされたり、盗まれたりと環境が悪いところも少なくありません。最近では、部屋の前の共有スペースに置いたり、部屋の中に持ち込んだりする人が増えています。 そこで自転車の収納について、少し考察してみます。
①スペースのある方向けの、自転車スタンド
一戸建てのお宅で、スペースがあるなら自転車は表に置くでしょう。それでも、風で倒れたりしないように、スタンドがあると便利です。自転車スタンドは、2,000円程度からあって、通販でも手軽に買えます。多くは前輪を留めるタイプですが、後輪タイプもあり、使わないときには折りたためる物もあります。
②雨よけ対策
外に自転車を置くなら、雨よけ対策は必要です。屋根がない場所に置くなら、カバーを掛けましょう。通販なら800円くらいからあります。すっぽりかぶせてしまうので、砂埃よけにもなります。
③ディスプレイスタンドで、見栄え良く
こちらは、ガレージ内や室内にしまう場合に使います。壁やポールにくくりつけて空中に置くのが特徴です。ディスプレイスタンドとして、天井と床の突っ張り棒に、フックを上下1つ取り付け、それぞれに1台ずつ、計2台収納します。ですから上の1台はかなり高い位置に収納されます。
もう一つは壁に上下二つのフックをつけ、そこに車輪を固定します。ちょうど自転車が壁に乗り上げたような姿勢で止まります。出っ張るハンドルの部分を天井近くに持って行き、ペダルが壁と平行になる事で、スペースを軽減しています。今回調べた中で、一番スペースを効率的に使っていて、実用性があるのがこれではないかと思いました。
さらに壁に固定し、そこにハンドルの下あたりを固定する器具もあります。ただこれは、ハンドル分だけ壁から離して固定するので、その分幅を取ります。
いずれにしても高い位置に重い物を留めるのですから、通販などで購入する前に、バイクショップで実物を見てからの方が良さそうです。
④室内収納をもっとすっきりするために
ここからは、自転車の方をコンパクトにまとめて、収納しやすくします。つまり折りたたみ自転車です。折りたたみ自転車には大きく分けて2つの形状があり、一つは、真ん中から二つ折りにするタイプで、前輪と後輪を重ねるような形にして収納します。
室内に持ち込んで収納するなら、元の自転車よりずっと省スペースになります。
PANGAEA、WACHSEN、ARUN、などは10,000円から30,000円弱と、値段も抑えられていますが、乗り心地の悪さもさることながら、壊れやすさも色々報告が成されています。やはり折りたたみ自転車は、5万円台以上の物にしないと満足な性能は期待できないように思います。
⑤思い切ってスタイリッシュに
スタイリッシュ、収納もコンパクト、思わず心動かされる折りたたみ自転車もご紹介しましょう。
Doppelganger は驚くほどコンパクトになります。値段は56,571円 bike(53,568円)、CARRY ME(73,872円)、mobiky walker(41,040円)、mobiky genius(86,400円)、mobiky 5links(値段不明)、mobiky strida(126,000円)それぞれ、名前で検索すると画像がありますので見てください。
まとめ
いかにコンパクトでスタイリッシュかわかります。もちろん折りたためばとても小さく、室内収納も楽々。ただし、やっぱり若い人向けのイメージは否めません。ママチャリのようには乗れないでしょう。籠もつかないので、買い物は背中にリュックでしょうし、長距離の移動は疲れるそうなので無理です。当然お子さんを一緒に乗せるのは不可能です。
自転車の本来の機能を考えると、まだ折りたたみ自転車は発展途上だと思います。長距離運転は疲れる、荷物が載らない、子供を乗せられない、運動神経のない人は乗れない、となると、手軽な足ではありません。やはりまだまだ普通の自転車の方が役に立ちそうです。
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