体臭を増加する5つの食品
健康に関しては、おそらく皆さんどこかで気にしていると思います。ですが、ついつい外食中心の生活になってしまう人や、野菜が健康に良いとわかっていても、なかなか食べられない人も多いのではないでしょうか。
こういった生活が続くと、健康だけでなく別の問題も出てきます。それが、体臭です。
一般的に日本人は、お風呂好きで、体臭のきつい体質でもありません。ただ、食生活などの問題から、体臭が気になる人もいると思います。今回は、体臭の原因となりやすい食品をご紹介します。
肉類
近年の日本は、食の欧米化から肉類が当たり前に食卓に並ぶ時代です。この肉類が体臭の原因の一つです。
肉類は消化しにくく、腸に長時間残りやすいという特徴があります。さらにその状態が進むと、腸内で腐敗しニオイを放つようになります。
このにおいの原因が、肉類が体内で吸収される際に発生するアンモニアです。通常なら尿となって排出されるアンモニアも、肉類の多量摂取により、肝臓・腎臓機能の処理能力を超えてしまうと、汗や呼気のなかにアンモニアが混ざって体臭がキツくなるのです。
極端に肉類を摂取しないことは、今の日本では難しいと思います。体臭が気になる方で、肉類を食べる際は、野菜を一緒に摂取するといいです。特に食物繊維が豊富な野菜を一緒に食べるようにすると、腸から体外に排出される時間が早まりますから、体臭予防に効果的です。
スパイス・香辛料
ニンニクやたまねぎ、カレーなどのスパイスや香辛料類は、消化する時に亜硫酸ガスを発し、血液に溶け込むため、肺や毛穴からニオイを放ちます。
特にカレーは、油分が多く消化しにくい食べ物です。肉類で説明した通り、消化が遅れると腐敗が進み、においを発生させます。これらの食べ物を食べる際にも、野菜を取るなどバランスを考えましょう。
乳製品
チーズやバター、卵、アイスクリームなどの食品は、体臭の原因の一つです。こういったいわゆる乳製品は、ピザやパスタなど様々なメニューに使われていますので、これも食べすぎないように注意が必要です。
乳製品を摂取することにより、発生する体臭の原因は、動物性脂肪です。やはりこれらも、消化しにくいことから体臭の原因になります。体臭が気になる方は、食生活の見直しが必要です。
ジャンクフード
ジャンクフードやファストフード、カップ麺などは、食品添加物が多く、消化しにくいため、体臭の原因になります。
さらにジャンクフードには、ビタミンやミネラルなどの栄養が少ないため、健康のためにも、頻繁に食べるのは避けた方がよさそうです。ジャンクフードは、人工的に作り出した食べ物なので、自然界の栄養素が少ないのですね。
こういったものは、食べないことが一番ですが、一人暮らしの人などは、難しい場合も多いでしょう。自炊が面倒であれば、スーパーでも惣菜が豊富にありますから、こういったものを利用するのも良いと思います。
アルコール
アルコールから来る体臭の原因は、アセトアルデヒドです。アルコールが代謝される過程で作られるもので、このアセトアルデヒドが血液に混じり全身にめぐると、汗や尿、便、呼吸からもニオイを放つようになります。
アセトアルデヒドは、代謝されるまでに24時間かかると言われています。
さらに、お酒を飲む際のつまみにも注意が必要です。油分の多いものや、食品そのものの匂いがキツイものも多いので、これらも体臭の原因になります。
お酒が好きで、体臭が気になる方は、節度を持ってたしなむ程度にしておくといいでしょう。
まとめ
・肉類・乳製品といった動物性脂肪や、油分の多い食べ物は、消化に悪いので、体臭の原因になる
・野菜など食物繊維を多く含む食品は、消化を助けるため、体臭を予防できる
・ジャンクフードやアルコールは、多量に摂取しない
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